『デイリースタイル』は獣医師が開発したドッグフード。ヘルシーな鹿肉がベースで、ワンちゃんの年齢によって内容が異なるのが特長です。
ここでは、デイリースタイルの注目ポイントを、私の失敗談をまじえてお伝えします。
天寿をまっとうした…と信じたい
テツちゃんという中型のミックス犬をかっていました。
黒っぽい毛並みで、西洋の猟犬のような顔立ち。とてもカッコよく、子供たちにも人気でした。
そんなテツちゃんも歳をとり、旅立っていきました。
昔は強い力でぐいぐい引っ張られて困ったほどなのに、晩年は自分から座り込んでしまい、家に帰りたそうなそぶりを見せました。食も細くなっていました。
体力が低下し始めてからは、あっという間でした。天寿をまっとうしてくれたと信じていましたが、同じような年齢なのにまだまだ元気なワンちゃんもいます。もしや…私のせい?
ワンちゃんの大好物が体に良いとは限らない
知り合いの愛犬家のワンちゃんは8歳を過ぎたシニア犬ですが、まだまだ元気です。
その人と犬の話をしているととても勉強になります。と同時に、自分の至らなさを情けなく思います。うすうす気づいてはいたのですが、テツちゃんはもっと長生きできた可能性がありました。
一番後悔しているのは食事です。ドッグフードも与えていたのですが、テツちゃんは夕食の残りを好んで食べてくれました。
残ったご飯にお味噌汁をかけて与えることもあり、テツちゃんはとても美味しそうに食べていました。ドッグフードよりも、ご飯の方が食いつきは良かったです。しかし、このような食事が犬の健康によくないと知ったのは、テツちゃんを失った後のことでした。
鹿肉ベースのドッグフード「デイリースタイル」
犬は狼の子孫です。狼は集団で狩りをし、鹿などの肉を主食としていました。
狼の血を引く犬にとっても、肉食はもっとも自然な食事であり、中でも低脂質の鹿肉は犬にとっては理想の食材です。
一方、私が与えていたご飯の残りは炭水化物が中心。味噌汁には大豆タンパクも含まれていますが、動物性タンパク質が欠乏しています。
人間だって筋肉をつけるときにはプロテイン(タンパク質)を摂取しますよね? 犬だって筋肉を維持するにはタンパク質が不可欠のはずです。
良質な動物性タンパク質を与えていれば、筋力の低下を防ぐか、遅らせることができたでしょう。テツちゃんがもっと長く元気に散歩できていたかもしれないと考えると、悔やんでも悔やみきれません。
デイリースタイルは鹿肉ベース。狼の血を引く犬の本能にもマッチし、良質な動物性タンパク質の補給源になります。
シニア犬は消化不良になりやすい
ご飯の残りを与えることの問題はほかにもありました。
犬の腸は穀物を消化するには十分に長くないので、消化不良を起こしやすいそうです。晩年、食が細くなったのは消化不良が原因かもしれません。
思い返してみると、ときには嘔吐することもありました。これは、穀物を上手く消化できないことから来る症状だったのかもしれません。穀物の消化不良は便秘にもつながります。
若い頃は美味しそうにむしゃむしゃ食べていたのに、歳をとってから食が細くなったことにも納得がいきます。
本来は犬の体質に合っていない穀物中心の食事でも、消化器官が強い若い頃は影響がでなかったのでしょう。消化器官が弱り始めてから、こうした食事は受け付けなくなったのだと思います。
デイリースタイルは、鹿肉を麹(こうじ)を使って柔らかくし、さらに消化しやすくしています。穀物に比べて胃腸に負担をかけない鹿肉で、その上、自然の力で柔らかく処理されているのですから、消化機能の低下したシニア犬にはうってつけです。
年齢別で選べるデイリースタイル
デイリースタイルは、
- 子犬用…1歳未満
- 成犬用…1~7歳未満
- シニア犬用…7歳以上
から選ぶことができます。
シニア犬用は消化機能が低下しても食べやすく、また、体力増進のためにイネ科の「クマザサ」が配合されています。クマザサは狼の獲物になる鹿が冬を越すために食べる食材なので、犬の体質にマッチしているそうです。
↑シニア犬用にだけ配合されている「クマザサ」
シニア犬の健康が気になる方であれば、デイリースタイルのシニア犬用(3,686円/1kg)をチェックしてみるとよいでしょう。
もし、「老犬になって食いつきが悪くなった」「食事を与えると嘔吐するようになった」といった悩みがあるようなら、シニア犬用のドッグフードが良いかもしれません。「ピッコロ」は英国の厳しい安全基準をクリアーしたシニア犬用のドッグフードです。
>>ピッコロ ドッグフードの効果!シニア犬の長生きにつながる?